２ヶ月ぶりの通院

今週、施設に入所の男性の２ヶ月ぶりの通院がありました。

いつものようにお付き添いの奥様と施設の玄関で待ってくださっていたのですが、車イスではなくて歩行器を押して出てこられました。これまでは、施設の外出用の車イスだったのですが・・・

『今日は車イス使わずに出掛けられますか？』と声を掛けるやいなや、ご主人は歩行器を押して車に向かって進みだします。

『このまま歩いて乗れますか？』と聞くと、うんうんと頷いて、グイグイ歩いて進みます。歩行器を押しながら、車のそばまで来れました。歩行器から離れて車の補助席を掴んで、足元の可動ステップ、車内のステップを一段ずつ上がって乗り込めました！

すごい！　介助ナシです！！
私は特に支えることなく、躓かない様、そばで見守っていただけでした。

この間、奥様は施設の職員さんに声掛けて、車イス無しで出掛けてもよいのか？相談されていたようです。施設から出てこられて、車内でイスに座っているご主人を見て、驚いておられました。週に２～３日は面会できているようですが、こんなに歩けるようになっていたとは思いもしなかったそうです。

この日は、通院帰りもご用命を頂きましたが、ここまで元気になっておられると、次回からは普通のタクシーで行けてしまいそうです。介護タクシーとしては寂しい事になりますが、お客様が元気になられて車イス無しで外出できる事は嬉しい事です。

因みに、今回のように、歩いてご乗車いただける方には、基本介助代は頂戴しておりません。
運賃＋迎車料金でご利用いただけます。