　2023年4月から東京、神奈川で運用が始まり、埼玉、千葉と広がっています。そして、2024年4月から大阪でも運用が始まりました。大阪の介護タクシー業者も続々と登録しているようです。

　説明会に参加したのは10事業者でした。運営している会社の紹介、先にサービスを開始している東京の状況、そして利用者さんが使うアプリと介護タクシーが使うアプリの両方の使い方を見せてもらいました。そして、質疑応答で、色々な状況に応じてどうなるの？どうするの？の質問攻め。皆さん、なかなか積極的でした。
　一通り説明をきいて、これは中々便利なアプリだな、と感じました。利用者さんも介護タクシーも電話による予約の手間を省けます。利用者さんからすれば、電話したものの取ってもらえない、忙しい時間帯に電話してしまって後で電話もらうことになった、電話したけど空きなく予約できず他の業者にまた電話した、等々、予約時の困り事は多々あると思います。それは我々も同じです。申し訳ないです、と思いながら電話きることが多いです。
　一般的なタクシーの配車アプリと違うのは、ドライバー指名制度があることでしょうか？予約時にドライバーを指名できます。これは介護タクシー側からするとリピーターを確保できますので、うれしい仕組みです。また、利用者さんの健康状態や車イスの有無、介護度や介助の度合い、ご自宅の様子など、電話予約時にアレコレ質問する内容を先に登録しておいてもらえます。このあたりも、痒い所に手が届く仕様になっています。

　兵庫県は来月7月から運用開始ということです。せっかく便利な仕組みを用意してくださっているので、是非とも参加しようと思います。もちろん多少の経費はかかりますが、お互いの便利さを考えると、積極的に利用してもらいたいと思います。

　『ええサービスやけど、登録してる介護タクシーが少ないから使えんわ』ということにはしたくないですね。登録したうえで、便利なサービスなので、お客様にも積極的に使ってもらえるよう、営業活動もやっていかねば、と思います。

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